「国内の区分マンションだけでなく、海外不動産投資にも興味がある」「新興国での不動産投資は利回りが高そうだけれど、カントリーリスクや売却時の出口戦略が不安……」

資産形成の選択肢を広げる中で、海外の成長国への投資に目を向けるオーナーは少なくありません。しかし、言葉の壁や法制度の違い、さらには現地管理の実態が見えにくいことから、一歩踏み出せないという声も多く聞かれます。

今回、YouTubeチャンネル『エンマネbyアセットテクノロジー株式会社』では、カンボジアやタイを中心に長年海外不動産事業を展開する、富士リアルティ株式会社の代表取締役・永松秀行(ながまつ・ひでゆき)様をお迎えしました。

センチュリー21ネットワークの一員として、日本人投資家向けに海外物件の仲介や賃貸管理を一手に担う永松社長に、東南アジア不動産投資のリアルな魅力と、失敗を避けるための実践的なリスク管理について詳しく伺いました。

なぜ今、カンボジアとタイなのか?成長国の魅力と市場のリアル

海外不動産投資の対象として、永松社長が率いる富士リアルティが特に注力しているのが「カンボジア」と「タイ」です。それぞれの国には、日本の不動産市場にはない明確な強みと特徴があります。

カンボジア:米ドル建て決済と圧倒的な人口ボーナス

新興国投資の中で、カンボジアが投資家から強い注目を集めている最大の理由は「米ドル建て」で資産を保有・運用できる点です。自国通貨の暴落リスクを心配することなく、世界的に最も安定した基軸通貨で家賃収入(インカムゲイン)や売却益を得られるメリットは非常に大きいと言えます。また、平均年齢が20代半ばという圧倒的な人口ボーナス期を迎えており、今後の経済成長に伴う実需の拡大が期待されています。

タイ:洗練された都市インフラと居住ニーズの高さ

東南アジアの中でもインフラ整備が進んでおり、日本人駐在員をはじめとする外国人居住者が非常に多いタイ。バンコクなどの中心部では、洗練された高級コンドミニアムの需要が定着しています。コンドミニアム法などの法整備もしっかりしており、外国人が個人の名義で部屋を所有しやすいという安心感も、投資家にとって大きな魅力となっています。

「買った後」が本番。海外投資における賃貸管理の重要性

海外不動産投資で最も頻発するトラブルは、「購入したものの、現地の管理会社が機能せず空室のまま放置される」「家賃が送金されてこない」といった、購入後の管理フェーズにあります。

永松社長は、「海外投資において、信頼できる現地のパートナー(管理会社)選びは国内投資以上に重要」だと強調します。

富士リアルティでは、日本人投資家が安心して資産を任せられるよう、現地に強固なネットワークと自社拠点を構築。言語の壁を感じさせないスムーズなコミュニケーション体制を整え、入居者募集から物件の維持管理、トラブル対応までを日本水準のクオリティで提供しています。

「利回りや物件の華やかさだけに目を奪われるのではなく、自分が日本にいながら『誰がどのように物件を管理してくれるのか』の仕組みを最初に確認しておくことが、海外投資を成功させる大前提です」と、運用のプロならではの視点を語っていただきました。

最も重要な「出口戦略」:売却時の流通性とリスクマネジメント

海外不動産投資を成功で終えるための鍵を握るのが、最終的な「出口戦略(売却)」です。新興国の物件はキャピタルゲイン(値上がり益)を狙いやすい反面、売りたいときに現地の買い手が見つからず、現金化に苦労するというリスクが潜んでいます。

永松社長は、物件を選定する段階から「将来、誰に売るのか」を明確に想定しておく必要があると指摘します。

●現地の実需層(中間層)が買える価格帯か

●外国人の投資家同士で流通しやすいエリアか

単に「今、利回りが良いから」という理由だけで選ぶのではなく、売却時の流通性(流動性)を見据えたエリア選びや、現地の法制度(送金規制や税制)を踏まえた計画的な出口戦略を描いておくことが、本当の意味での資産形成につながります。

まとめ:東南アジアの成長を、自身の資産形成のエンジンに変える

「海外不動産投資は、決して『ハードルの高いギャンブル』ではありません。正しい知識を持ち、現地に根差した信頼できる管理パートナーを選ぶことができれば、日本の不動産にはないダイナミックな成長の恩恵を安全に受け取ることができます」

最後に、海外不動産投資に興味をお持ちのオーナー様に向けて、永松社長から熱いメッセージをいただきました。

国内資産との分散投資として、またドル建て資産の確保として、アジアの成長を取り入れたい方は、まずはリスクや出口戦略までを含めたリアルな情報を集めることから始めてみてはいかがでしょうか。

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執筆者

アセットテクノロジー編集部

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