運気が上がる物件とは?引っ越し先に人気の理由も解説

安定した不動産経営を目指すなら、物件選びが大切です。運気を気にして引っ越し先を探す入居者は多いため、投資先の物件は風水や家相も考慮して検討しましょう。今回は、引っ越しで運気を上げたい入居者が引っ越し先選びで注目するポイントを紹介していきます。

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運気と引っ越し先選びの関係とは

日本には昔から、住宅の方角や間取りをもとに吉凶を判断する習慣があります。現代でも、運気を気にして引っ越し先を選ぶ入居者は多いのではないでしょうか。

運の良し悪しは、生活するうえで重要な要素です。普段は気にしていなくても、まわりから「この物件は運気が上がる」「家相が良くないから運気が下がる」といわれると、無視できません。

昔から住処を変える引越しは、人生の運気に大きな影響を与えるイベントとして捉えられています。家庭運、仕事運、健康運、恋愛運、金運にも影響を与えるとされていて、運勢を変えたくて引っ越しをする方もいるほどです。

実際に、引っ越しをすると環境が刷新されて気分が変わります。いままで抱えていたストレスを引っ越しで解消できた場合は気持ちが前向きになり、「引っ越して運気が上がった」と実感しやすいのです。

とはいえ、運気の感じ方は一人ひとりで異なります。引っ越しで良いことがあったと考える人もいれば、逆に運気が下がったと感じる人もいます。

運気を上げたい人が物件探しで重視するポイント

運気を上げたい人が物件探しで重視するのは、次の点です。

・吉方位

・風水や家相を意識した間取り

・土地の歴史や環境

・ゴミ置き場

住宅に関連する運気の良し悪しは投資物件を選ぶ時にも参考になるので、それぞれのポイントをみていきましょう。

吉方位

吉方位とは、運気が上がる方角のことです。自分にとって良い方角にある物件に引っ越すと運気が高まり、幸運や成功を引き寄せられるといわれています。

吉方位は一人ひとりで違い、風水と九星気学で求め方が異なります。詳しく知りたい方は、専門家に相談してみましょう。吉方位については以下の記事でも解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

不動産物件の吉方位とは?縁起と投資の考え方も解説

風水や家相を意識した間取り

風水や家相では、良い間取りの家に住めば運気が高まり、快適な暮らしができると考えられています。安定した生活には、家やオフィスまわりに良い運気の流れが必要です。

良い運気を引き寄せるために引っ越し先選びで重視されるのは、玄関、リビングルーム、寝室、キッチン、トイレ、バスルームなどの間取りです。生活に欠かせない場所なので、自分自身の運気やライフスタイルに合う間取りで選べば、快適性が向上します。

運気アップに良い間取りの考え方については、以下の記事で詳しく解説しています。あわせて物件選びの参考にしてください。

風水で良い間取りとは?マンションの実例や運気対策を紹介

土地の歴史や環境

物件のまわりの環境も重要なポイントです。住まいの運気は、地理的な位置や周囲の環境の影響を受けるとされています。

例えば、公園や緑地近くに住めば、運気が上がるといわれています。一般的に、風水的に良いとされる場所は生活環境に恵まれて快適に暮らせるため、運気があがったと実感しやすいのです。

逆に、古い墓地、病院、火葬場の近くは不吉な運気を引き寄せる可能性があるとされていて、敬遠されがちです。

ゴミ置き場

ゴミ置き場も入居希望者が注目する場所のひとつです。ゴミ置き場が汚れていると運気が下がるといわれています。実際に、不潔な環境のゴミ置き場は人気がありません。ゴミ置き場が不衛生だとネズミやゴキブリなどの害虫が発生しやすいため、敬遠されやすいのです。

逆に、アパートやマンションのゴミ置き場がキレイに整っていると運気が高まるとされていて、入居者希望者が増える傾向があります。アパートやマンションで賃貸経営をする際に、ゴミ置き場を整備して良い状態を維持すれば、簡単に物件価値を高めることができます。

運気を上げたい人が引っ越し先に避ける物件の特徴

逆に、次の特徴にあてはまる物件は、運気が下がると考えられています。そのため、運気を上げたい入居者からは、敬遠されがちです。

・玄関が鬼門を向いている

・水回りが鬼門にある

・浴槽、トイレ、キッチンが南側にある

・極端に窓が少ない

良い運気を呼び込む方法も含めて、それぞれを詳しく解説していきましょう。

玄関が鬼門を向いている

鬼門に玄関があると、悪い気が家の中に侵入して運気が下がるとされています。鬼門は、家の中央から見て北東の方角です。

悪い気が発生しやすい場所といわれているため、鬼門に玄関がある場合は特に念入りに掃除して、良い運気を呼び込む必要があります。

水回りが鬼門にある

トイレや風呂場が鬼門にある物件も、運気が下がるとされています。水場に湿気がこもると悪い気が発生しやすいと考えられていて、日当たりの悪い鬼門に置く間取りは敬遠されがちです。また、湿気が原因でカビが発生してしまう可能性もあります。

とはいえ、水場が鬼門にある場合は、インテリアの工夫やリフォームで運気の巡りを改善できます。

浴槽、トイレ、キッチンが南側にある

家の南側は、「火」を象徴する方角です。南は「水」と相性が悪いため、浴槽、トイレ、キッチンなどの水回りがあると運気が下がるとされています。

特に、キッチンが南側にあると火の気が強くなりすぎるため、観葉植物を置いて火と水のバランスを取る必要があります。

極端に窓が少ない

風水や家相では、窓は運気の出入り口にあたります。良い運気は風とともに家の中に入り、常に風が巡ると部屋を清浄に保てるとされていて、風通しの良さは物件選びの重要なポイントです。極端に窓が少ない物件は風通しが悪く、運気が下がると敬遠されます。

窓のある方角も大切です。家の南からは「陽の気」が、東からは「発展の気」が入ってくると考えられています。南と東に窓がなく西側に窓がある物件は運気が停滞しやすいとされます。

運気が上がる物件を選んで投資をするのもおすすめ

投資用のアパートやマンションを選ぶ時は、物件のもつ運気の良し悪しを考慮することも大切です。引っ越し先に縁起を求める入居者は多いため、運気が上がる特徴を備えた物件を投資先に選べば、持続的な集客を期待できます。

ただし、「運気が上がる」と「収益が上がる」は同じではないことは理解しておきましょう。運気が良い間取りでも、住みにくい物件は入居者が集まらないため賃貸には向きません。

投資用物件は、収益性重視で選ぶのが第一です。運気の良し悪しは生活しやすい環境の目安として、参考程度に考えてください。

まとめ

引っ越しをすると住む地域や部屋の間取りが変わり、それに伴って運気も変わるとされています。引っ越しをして運気が良くなることもあれば、下がってしまうケースもあるなど様々です。

引っ越しによって、より良い運気を呼び込みたいと願う入居者は多いです。投資用物件選びでも風水や家相は参考にしながら、収益性の高い物件を選んで、賃貸経営の成功を目指しましょう。