福岡で地価が上がりそうな地域を紹介!天神ビッグバンに注目!

福岡県で不動産投資を考えている方は少なくないでしょう。福岡県は全国的に見ても大都市であり、ビルやマンションも多く、不動産の需要も高いです。 しかし、福岡県全域の地価が高いわけではありません。人口の減少にともない、地価が下がっている地域もあります。どこの地域であれば、不動産投資が成功しやすいのでしょうか。 本記事では福岡県で地価が上がりそうな地域についてご紹介します。

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福岡県で地価が上がりそうな地域の特徴

福岡県には地価が上がると予想されている地域があります。どういった地域か、その特徴を確認していきましょう。

福岡市の天神交差点周りは再開発の影響で上がる可能性が高い

福岡市の天神交差点周辺では「天神ビッグバン」と呼ばれる再開発が行われています。これは天神交差点から半径500mを対象エリアとした再開発であり、公共交通の充実や新たな雇用を生み出すことを目的として行われています。

2015年から天神ビッグバンが始まっており、実際に2021年までに59棟のビルの建築確認申請(新しいビルを建築するために必要な申請)があったというデータも出ています。ビルの数は増えてきており、今後もさらに増加していくと考えられます。

雇用が充実し、交通設備が整うと生活しやすくなります。結果として建築されたビルやマンションに住もうと考える方が多くなり、人口が増えて地価は上がるでしょう。

天神ビッグバンはすでに始まっていますが、まだ完了してはいません。そのため、今後も地価は上がっていくと予想され、福岡市は不動産投資を行う上で適した地域といえます。

出典:「天神ビッグバン」(福岡市)

福岡市周辺エリアの地価は上がり続けている

福岡市は天神ビッグバンの影響で地価が上がり続けています。しかし、地価が上昇しているのは福岡市だけではありません。福岡市周辺の春日市や大野城市なども10年連続で地価が上昇しています。

福岡市がある県北部では、全体的に地価が上昇傾向にあります。理由としては天神ビッグバンを始めとした再開発が行われているからでしょう。再開発は福岡市はもちろん、周辺地域の生活のしやすさにも大きく関係します。こういった理由で福岡市周辺地域の地価が上昇しているのです。

福岡市と比べると地価の上昇率は緩やかであるため、大きな利益は得づらいかもしれません。しかし、現在の地価は福岡市と比べると高くないため、少ない投資額で不動産投資がスタートしやすいのはポイントです。不動産投資に失敗した際のリスクを少なくするのであれば、福岡市周辺エリアに目を向けてみてください。

下落している地域もあるので注意

福岡市では地価が上昇している一方で、下落している地域もあるため注意してください。具体的には大牟田市や柳川市などの地価は下がり続けています。

福岡市から遠のけば遠のくほど、地価が下がっている傾向にあるので確認しておきましょう。福岡県全域が不動産投資におすすめというわけではありません。福岡市を中心に不動産投資を行う地域を決めていきましょう。

福岡市で不動産投資をするのがおすすめの理由

福岡市での不動産投資をするのは、ほかの地域と比べておすすめです。その理由について確認していきましょう。

大都市の人口は増加傾向にある

福岡市は日本の五大都市に名を連ねており、人口が非常に多いです。日本の人口は減少傾向にあるため、不動産投資を行うのは昔に比べて難しくなりましたが、大都市の人口は増加傾向にあります。つまり、福岡市のような大都市での不動産投資は、昔と比べて取り組みやすくなっているのです。

こういった理由から福岡市での不動産投資がおすすめです。再開発がさらに進めば、より人口も増加すると考えられるでしょう。不動産投資を始めるのであれば、今がチャンスかもしれません。

東京都と比べると初期投資が安め

福岡市に限らず、大都市は人口が増加傾向にあります。そのため、福岡市で不動産投資を行わなくても、東京の方が利便性が高く、やりやすいと考えている方は多いでしょう。

もちろん、東京での不動産投資には数多くのメリットがあります。しかし、福岡市での不動産投資には東京にはないメリットがあります。それがマンションを購入する際の費用の安さです。

東京23区で築10年未満のマンションを購入すると、およそ3,800万円かかります。しかし、福岡市であれば同じ条件で1,800万円程度で購入が可能です。福岡市のマンションの購入費用は、東京の半値程度なのです。

そのため、福岡市での不動産投資は、比較的リスクが少ないといえるでしょう。初めての不動産投資でチャレンジしたいけれど、失敗が怖い方には比較的おすすめです。

しかし、東京は人口が多いため、空室リスクが少なく、不動産管理をする人材を集めやすい点には注意しなくてはいけません。福岡と東京の双方のメリットを理解し、どちらで不動産投資を行うのが自分に適しているか考えてみてください。

利回りが全国平均と比べると高い

最後に区分マンションの利回りについて着目してみましょう。福岡市の区分マンションの利回りは、およそ7.8%です。全国平均が約7.5%であるため、わずかではありますが福岡市の方が利回りが高めです。

東京23区の区分マンションの利回りは、約5.9%であるため福岡市での不動産投資は利益を得やすいといえるでしょう。もちろん、投資対象の不動産次第で利回りは大きく変化するため、あくまでも参考程度に考えておいてください。

まとめ

福岡市での不動産投資にはほかの地域にはないメリットが数多くあります。初期費用をなるべく少なくしたい方や、利回りを重視したい方は、ぜひ福岡市で不動産投資を検討してみてください。

現在は福岡市に住んでいなくても、不動産投資が可能な時代です。逆に福岡市以外にも不動産投資を行う上でおすすめの地域があるかもしれません。色々な地域を比較し、なるべく失敗しないように不動産投資を行いましょう。