風水で良い運気を呼び込める!表札選びのポイントを紹介

自宅の表札を作る際に、風水を取り入れたいと考える方は多いのではないでしょうか。風水には昔からの生活の知恵がつまっていて、家作りや引っ越しをする際の役に立ちます。 今回は、風水で運気が上がる表札作りのポイントをご紹介します。家の中に良い運気を呼び込みたい方、引っ越しで新しく表札を作るのに悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

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風水的に「表札」は重要な要素

風水において、表札は人が住む家の玄関や気が流れ込む場所を示す重要なアイテムとされています。表札は陰陽五行説でいう「火」のエネルギーをもち、生命力や活気を家に取り込む役割を果たします。

また、魔除けの意味合いもあり、風水では表札をかけていないと家運が下がるとされています。逆に、良い表札を出しておけば、家の方角が内部の構造が今一つでも家族の関係性が安定し、家運が向上します。

防犯上の理由から、表札を出さない方が良いとする考え方もあります。とはいえ、表札を出しておけば誤配達がなくなり、余計なトラブルを減らして生活しやすくなるでしょう。そのため、前向きに表札の活用を検討しましょう。

古代中国発祥の風水は、表札以外のインテリア作りや新居選びにも役立ちます。詳しくは以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてください。

風水で良い間取りとは?マンションの実例や運気対策を紹介

風水的に表札の素材として適しているものとは

表札には、主に次の素材が使われています。それぞれ見た目の風合いや耐久性が異なり、風水との相性は様々です。

・木

・石

・ステンレス

・ガラス

・アクリル

・プラスチック

素材ごとの開運のポイントを詳しく解説していきましょう。

【木・石】温かみのある天然素材

風水でおすすめなのは、「木」の気のエネルギーを持っている木や石などの天然素材の表札です。表札には「火」の気があるため、火の気を燃やす働きをするのは「木」の気を持っている素材です。

また、木や石は温かみのある素材で、森林のエネルギーを吸収して玄関の力を高めるとされています。

ヒノキ、イチイ、桑など、木の種類によって風合いが異なるため、家の雰囲気にあわせて選びましょう。ただし、木の表札は傷みやすいので、雨に濡れない場所に設置する必要があります。

【ステンレス・ガラス】お手入れしやすい

ステンレスやガラスも表札によく使われる素材です。両方とも汚れに強く、メンテナンスしやすいうえ、現代的でおしゃれに玄関周りを飾れます。

雨風にさらされる場所にも設置できて綺麗な状態を維持しやすいので、風水的にメリットが大きい素材です。ただし、人工的な雰囲気がある素材なので、流水紋や木の葉などの自然のモチーフをデザインに取り入れる必要があります。

ガラス、タイル、陶器の表札は割れると「関係が割れる」につながり、家庭運がさがるため、設置場所に気を付けてください。割れにくい強化ガラス製を選ぶのもおすすめです。

【アクリル・プラスチック】軽くてリーズナブル

アクリルやプラスチックの表札は、風水との相性が良いとはいえないものの、軽く、雨風にあたる場所にも設置できるのが魅力です。一般的に銘木やデザインが凝ったガラスの表札は価格が高いため、予算に見合わない場合は安価なアクリルやプラスチックといった人工素材の表札を選んでも問題ありません。

色やデザインを考慮すれば風水的な要件を満たすため、自然を意識したデザインや草木のイメージにつながる緑色、やさしいパステルカラーを取り入れた表札がおすすめです。衝撃に弱く割れやすい素材なので、厚みのある丈夫な表札を選ぶ必要もあります。

風水で運気アップ!表札作りのポイント

風水で表札作りに意識すべきは、次の3点です。

・家や玄関の雰囲気にイメージを合わせる

・迷ったらスタンダードな縦長の長方形を選ぶ

・文字が分かりやすい書体を選ぶ

開運のポイントをそれぞれみていきましょう。

家や玄関の雰囲気にイメージを合わせる

表札は家を表すため、素材やデザインを組みあわせて、家屋や玄関の雰囲気と相性の良い表札を選ぶ必要があります。

瓦を使った和風の家屋なら、木を使った重厚感のある表札がおすすめです。洋風の外観ならガラスやタイルなどの洋風素材を使うか、横書き文字、英語表記にすると雰囲気にマッチするでしょう。

迷ったらスタンダードな縦長の長方形を選ぶ

表札のデザインで迷った場合は、定番のスタイルを意識してください。風水では縦書き文字で、長方形の表札が良いとされています。木や石などの天然素材であれば、自然そのもののナチュラルな風合いをいかした表札が定番です。

天然素材以外なら、表札の色は白がおすすめです。風水において白色は浄化のパワーをもつとされていて、白い大理石や白いタイルを使った表札は気の流れを整える働きが期待できます。逆に、黒やグレーは運気を停滞させる色とされています。

文字が分かりやすい書体を選ぶ

表札に入れる文字はくっきりと、はっきりした読みやすい字体を選ぶことが大切です。楷書体がおすすめですが、木の表札なら行書体で墨書きすると重厚感が出ます。読みにくい漢字の苗字は横書きのローマ字にすると、親しみやすくなります。

風水では、名前を浮彫で入れた表札が運気アップにつながるとされています。逆に、名前を彫ると運気がさがるとされているため、全体のバランスをみて判断しましょう。玄関横に掲げる表札は家族の苗字だけでなく、家主のフルネームにすると運気があがります。

【表札】風水で良い運気を呼び込むためのポイント

表札はデザインだけでなく、使い方によっても運気を左右します。次の2点にも注意して、より良い運気を呼び込みましょう。

・表札をつける位置にこだわる

・お手入れして綺麗な状態を保つ

表札をつける位置にもこだわる

一般的に表札は、玄関右側、目線より少し高い位置につけるのが良いとされています。風水では、「陽」と「気」は右側から入ってくるといわれているからです。

一方で、東、東北、西向きの玄関では、左側に表札をかける方が良いとする考え方もあります。賃貸物件の場合は位置の指定があるため、「ここでなくてはいけない」とする風水上の絶対のルールがあるわけではありません。

家の構造にあわせて、バランスの良い表札の位置を決めてください。ただし、門の真上や扉に表札を取りつけるのは風水的に良くないとされています。

お手入れして綺麗な状態を保つ

表札が綺麗だと、家の運気が上がります。こまめに掃除をして汚れを取り除き、文字が読みやすい状態を維持しましょう。

表札が傾いていたら、すぐに直しましょう。文字が読めないほど劣化している、汚れが染みついて取れない、割れているなどの古くなった表札は運気を下げる要因になるため、早めに交換してください。

まとめ

玄関を飾る表札は、家の顔を表します。玄関の気を高めて、良い運気を呼び込むのに役立つので、ぜひ表札を活用してください。

表札に使われる素材は、木、石、金属、ガラス、プラスチックなどです。風水で相性が良くない素材でも、色や文字などのデザインに注意すれば開運につながるので、風合いにも注目しながら、自宅にぴったりの表札を選びましょう。